探偵の給料や年収とは?
探偵社の仕事には、職種がいくつかあります。それぞれの職種に応じて年収が異なるのです。実際に探偵の仕事をした場合の給料・年収を職種別に確認します。
調査員の場合
調査員の仕事は、依頼者から受けた要望に対して、実際に足を動かして調査するもの。一般的に探偵事務所ごとに給与形態が、完全成功報酬型と月給方式なのかで分かれています。
成功報酬型の場合、成績を残した場合に20代前半で月収40万前後を目指せる場合もありますが、証拠が得られず依頼が失敗した場合、給与がなくなる可能性も。
月給方式の場合、大手探偵事務所では平均月収30万円前後で、年収は300万円〜450万円程度になります。
相談員の場合
相談員の仕事は、依頼者の相談をヒアリング・契約をする重要な仕事になります。従業員と探偵事務所の契約内容にもよりますが、新卒では18万円程度が相場となっています。
3~5年程度働いた中堅の場合、月収は25万円前後で年収350万円〜400万円程度です。ベテラン相談員の中には、600万円以上もらう人もいますが、業界での経験が10年以上ある場合が多いです。
条件別の探偵の平均年収
探偵の仕事は、都道府県・年代・会社の規模に応じて年収が異なります。条件別に年収の推移を確認してみましょう。
都道府県別の平均年収
まずは都道府県別に平均年収を確認します。やはり高額なのは、人口に比例して依頼数が多い関東圏の平均年収です。
都道府県 | 年収 |
北海道 | 405万円 |
宮城 | 450万円 |
東京 | 630万円 |
埼玉 | 405万円 |
新潟 | 405万円 |
愛知 | 495万円 |
静岡 | 450万円 |
大阪 | 540万円 |
兵庫 | 450万円 |
広島 | 450万円 |
島根 | 405万円 |
高知 | 405万円 |
香川 | 405万円 |
福岡 | 455万円 |
長崎 | 405万円 |
沖縄 | 360万円 |
年代別の平均年収
続いては、年代別の年収推移を確認しましょう。経験がない若い頃の年数は少ないですが、経験を重ねる内に年収が増えていきます。50代以降は、年収が下落していきます。ただ、成功報酬で契約している探偵事務所も多いので、若くても平均以上を稼ぐことは可能です。
年代 | 年収 | 月額 |
20〜24歳 | 257万円 | 16万円 |
25〜29歳 | 270万円~320万円 | 20万円 |
30〜34歳 | 251万円~351万円 | 22万円 |
35〜39歳 | 297万円~401万円 | 25万円 |
40〜44歳 | 329万円~450万円 | 28万円 |
45〜49歳 | 382万円~504万円 | 32万円 |
50〜54歳 | 430万円~540万円 | 34万円 |
55〜59歳 | 426万円~536万円 | 33万円 |
60〜65歳 | 265万円~536万円 | 23万円 |
探偵事務所別の平均年収
探偵事務所の規模に応じて、平均年収は異なります。やはり大手の探偵事務所は給与が多く、個人経営の探偵事務所は少ない傾向です。
大手 | 522万円 |
中規模 | 432万円 |
個人事務所 | 392万円 |